Good Evening from COACH.

コーチより夏の新作のご案内です。


なんて、私は今、コーチ県にトラップされております。というのも、急に決まった出張でしたので金曜夜の飛行機の席が予約できず、もう1泊することになりました。
何事も余裕を持って行動したいと常々願うワタクシではありますが、なぜか羽田空港とは相性が悪いらしく、かなりの頻度でゲートに向かって走ることになるのですね。その日はそんなに早い便でもなかったにも関わらず、家を出るのが遅れ、浜松町駅で航空券を引き取ろうとしたら、「ご利用の便はすでに手続きを締め切っております」の表示が!モノレールの車中で代理店さんへの言い訳を延々考えていたのですが、とりあえず、空港の自動チェックインで再度クレジットカードを入れてみたならば、普通に航空券が出てくるではありませんか。強運に感謝しつつ、保安検査場に滑り込み、ゲートまで走る!走る!
そんなこんなで先が思いやられましたが、なんとか客先での仕事はこなして、1日目の夜は昔、お坊さんが好きな娘さんにかんざしを買ってあげたせいで噂になってしまったので駆け落ちした、との逸話のある「はりまや橋」を見に行き(ついでに近くの和カフェで四万十パフェを食し)、2日目は早く用事がすんだのをいいことに龍馬像のある桂浜まで行ってしまいました。青緑色のきれいな水で、南国っていいなぁと飽きることなく眺めていた海は、故郷の海ともどことなく似ていて。(太平洋だから?)私の原風景は「海」だなぁとつくづく思うのでした。


そして、駅前で開催されている「土佐・龍馬であい博」にも入場して、龍馬に扮したイケメンのお兄さんと記念写真も撮ったという…。

仕方がないわー、高知は初めてだったもので、ハシャイじゃったの〜。ごめんあそばせ。しかし、これで日本全国足を踏み入れていない都道府県は福井だけになりました。東尋坊でも見に行きますか。


それでは、最後に龍馬の言葉で締めくくらせていただきます。(別にやけになっているわけではありません。笑。)

世の人は
我を何とも言わば言え
我が成すことは
我のみぞ知る

自分を励ます音楽

私は普段BGMがないシーンと静まり返った場所でも、自分がやっていることに集中できるタイプなので、よほど「今日は音楽を聴こう」と強い意志がない限りはNo Musicの生活を送っています。それでも先日、ショパン生誕200年を記念し、一人で全曲16時間かけてピアノ演奏したコンサートの話を聞いたら、途端にショパンを聞きたくなり、フルセットCDを購入してしまいました。ポロネーズの「軍隊」や「英雄」が好きなのですが、これらが幼少時、日曜の昼下がりに父が見ていたゴルフ番組のオープニングだかCMに流れていたのを思い出し、「三つ子の魂百まで」と言うけれど、私は小学生の頃にいいと思ったものを生涯追い求めて生きてるような気がしてしまうのです。
いきなりクラシックから入ったので、格調高いように錯覚したかもしれませんね。(笑)しかし、私は基本TKファンなのですよ。映画「ハンサムスーツ」で主人公が渡辺美里の「My Revolution」でめっちゃテンション上がるわ〜と言う気持ちがよく分かります。TwitterでもTK氏のことはフォローしてますよ。早く立ち直っていい曲作ってね〜。
それでは、私はどういう曲に勇気づけられるかというと…

嵐のデビューソング!これが一番元気出ます。妹と最初の♪TIKI SO SOが「時期尚早」に聞こえる、と大晦日の紅白視聴時に議論になったものです。

もっとパワーが必要なときは、サンボマスター

はねるのトびらブサンボマスターも結構好きよ。

洋楽ではCharlie's Angel2のエンディング曲。

今日は疲れ切った羽田空港からのモノレールで、ついつい心の中、気分はセリーヌ・ディオンか何かで「ほーるど おーん」と熱唱していたわけです。それがモロ顔に出てたみたいで、同じ車両の人にまじまじと観察されてしまいました。

まぁねー、立ちっぱなしで1.5時間弱かかる説明を1日3回もやらされた日には、それをアレンジした営業さんに殺意も芽生えるだろうってもんです。(笑)自分ではもう3回目を無事に終了できる気がしなかったけど、「これが終わったら、空港で馬油ラーメンが私を待ってる」となんとか自分の疲労を誤魔化しました。でも、乗り越えた達成感というより、擦り切れ感が支配しており、いろいろと考えることの多い職種です。音楽で気分を紛らわせている場合ではないのかも。
今回はこのへんで。

フットサルを辞めた日

約2年前にフットサルを始めてから、本日で4回目の親善試合に参加しました。普段の練習は他社の皆さんと和気藹々と行っているのに、勝負がかかると途端に熱が入って、大声で指示を出すコワイ監督は海外出張中で、気楽に試合に臨めてよかったです。そして、今日がいつもと違うのは、引退を心に決めていたということです。当初は部を越えて、会社の人達と仲良くなりたいと思っていましたが、その方達が全然練習に現れないということ(いつの間にか女性一人だけになってるし…)、自分自身たまに来て、お遊びゲームをするだけでは上達しないと限界を感じ、(かと言って時間を割いて努力する気にもなれない)加えて最近では、参加者が少なくなってしまい、練習自体が成立しにくくなっていることが主な理由です。大会では最下位を脱出したかったけれど、今回もダメでした。比較的練習に参加しているNさんの意見では、もちろんパスやセットプレーの練習もしていない我がチームがいきなり試合にだけ出場してもうまくいくわけがない、という事の他に、仕事の仕方にも傾向が現れているけれど、そもそも親会社―子会社間で相互信頼とか理解して協力し合うという雰囲気に欠けているのではないかと。それを言ってはおしまいでは?という気がしなくもなかったですが、そういうふうに正直に意見を言ってくれる人がいるのは貴重ですね。これもフットサルで得られた貴重な人脈なのでしょう。いつも一緒に練習をしている他社の方々にもすごく愛着があります。引退試合で活躍して有終の美を飾れたら、それはそれで嬉しいけど、私の心の中では、自分が得点できるかどうかなんてどうでもよくて、以前から魅力を感じながらも、なんとなく壁を感じてしまう、さるお方ともっとお近づきになれないものかと考えあぐねていたわけです。でも、やっぱりその願いは叶わなかったですねぇ。もしかしたらお会いするのはこれで最後になるかもしれない…と寂しい気分で後ろ姿を見送りました。ご縁があれば、またどこかでお会いすることもありましょう。


下手くそすぎる私を寛大に受け入れ、親切にして下さった全てのフットサル関係者に感謝いたします。いただいたご恩はまた別の方へと返していきますよ。Pay it FORWARD.


☆しかしこのブログはフットサル関係ではG氏しか知らないはずなんですがね。過去の記述が本人バレしているらしいところがあります…。

Alice in Business World

流行ってますね、「Alice in Wonderland.」上映開始の1時間前にチケット完売ということで、友人と仕方なく「ウルフマン」を見たのですが、なぜ今になって狼男?という気がしてならなかったです。TVでは怪物くんも放映されてますし、今年ってひょっとして狼男の記念Yearだったりするのでしょうか?それはさておき、映画の前にノベライズ本をやさしい英語で読んだ私はびっくり!19歳のアリスがお金持ちの坊っちゃんの求婚から逃れるようにして落ちたウサギの穴の世界…(途中略)での冒険から戻ってきたと思ったら、奥様になることを断り、なんとビジネスウーマンになっちゃうってストーリーですから。あまりに現実的すぎて逆にクラクラしてしまいました。来週またリベンジで見に行ってきますが、なにしろ結末知ってますからねぇ…。
アリスグッズとしてSWAROVSKYのペンダントを購入して嬉々としていた私ですが、にわかに興ざめな気分でおります。


☆浜松祭りに行ってきました
浜松出身のT様のご子息の健やかな成長を祈願して、凧上げとご実家での練りに参加させていただきました。最初に、遠州灘砂丘近くで行われる凧上げを見物しました。凧同士の糸がからまって急降下したりと、かなりダイナミックでした。

(延々つづきそうな遠州灘

(地に落ちた凧見本)

(大空に舞う凧たち)
その後、徳川家康公が居城としていた、浜松城を見学。これで私の出世も決まりですね!


楽器博物館で、二胡に挑戦したり、チェンバロやハーモニカの演奏を聴いて、楽器が演奏できるっていいなぁとしみじみ思い、帰宅したらキーボードの練習に励むことを心に誓ったのでありました。
夜はTさんの家でご馳走してもらい、練りの方たちの踊りと音楽を楽しみながら、酒樽の日本酒が空になるまでお邪魔しておりました。

浜松は気候が温暖で、食べ物やお茶もおいしく、こういうところで育てば、のんびりと気のよい人になるだろうなぁという感想でした。北国仕様の私は身長が高すぎてかなり浮いていましたが、まぁご愛嬌ということでよろしくお願いいたします。


☆日本人は生きていない?
GWは本棚の片付けをしており、養老孟司先生の本などを少し読み直したのですが、外国人からすると「日本人は生きていない」ように見えるという記述を見つけました。なぜ彼らがそう思ったかにはついてはわざと書いていないのですが、我々が予測不可能な未来への不安を解消するために、先回って安全・安定・安心を過剰に確保したがることを評してそう言っているのかな、と。別のところでは「予定が決まっている未来は現在と同じである」という発言もあり、結局、皆がうらやむような大企業に就職して、一生安泰と思っても、それを維持するだけの退屈な日常に飽きてしまう生き物なんでしょう、人間って。どうせなら好きなことをやりましょう!しかし、好きなことだけでも生きていけないのは当然で…お金って他人の願望を叶えてあげて、はじめて貰えるものですからね。最近、(仕事)人生のカウントダウンを意識し始めており、これまで興味があることはほぼ何でも実行してきた私ではありますが、これからは「あえてやらないこと」「手を出さないこと」をしっかり見際める必要があると、時間の有限性をひしひしと感じながら考えております。ちょっと、題名からずれましたが、自分ではまぁまぁ生きているけれども(!)完全燃焼ってわけでもないので中途半端なポジションにいるってことです。

徳島の衝撃


徳島空港に到着すると、先ほど羽田で顔を合わせた営業さんのテンションがますます下がっていた。「徳島・・・本当に何もないんだ。繁華街だと紹介されたところでも、店に一人も客がいなかったりして。思わずコンビニ弁当にしちゃったよ。」ふーん、そんなもんかしらね?確かに空港から徳島駅に向かう道には背の低い建物がまばらに存在するだけで目を引くものはなかった。駅前のデパートの食堂街で食事をしたときにも、お年寄りと子供の姿だけが目立った。過疎化しているのだろうか?なぜか物価は少々高め。デパートを出ると、すぐ前にタクシーが止まっていた。しかし、見るからに怪しい雰囲気だ。タクシー会社の名前の表示はなく、黒い車体も薄汚れている。慎重な私ならば、絶対に選ばないであろうが、飛んで火にいる夏の虫のように、営業さんが引き込まれていく。車に乗ると、早くも運転手さんの様子が尋常でない。マイクのようなものを取り出すと、それを喉にあて、電子音で長々と説教のようなものが始まった。このタクシーは初乗りが安い。サービスしているのに、千円ちょっとの距離で一万円を出すのは迷惑だ。領収書がいるんだったら最初に言ってくれないと困るぞ、云々。最終料金が分からんのに、なぜ最初に領収書が出せるのか甚だ疑問ではあったが、何も書いていない領収書を我々に早々と渡し、もっといるか?と聞いてくるのである。方言と電子音とで言葉の不明瞭さは半端でなかったが、我々の困惑も物ともせず、運転手は目的地に着くまで延々としゃべり続けたのであった。すっかり気味が悪くなってしまった営業さんは、二千円を出し、釣りはいらないからと言って、すっぱり縁を切ったつもりでいた。「俺を脅して金をせびるとは…。すげぇな、徳島。」やれやれな午後の始まりなのだった。


そんな徳島にもう来ることもないわね、なんて甘く考えていたら、数週間後、上司が忙しいので手伝いに来いとの呼び出しが。どうせなら早めに入って、以前から気になっていた「大塚国際美術館」を観光しようっと。数々の有名人が結婚式を挙げたことでも有名なこの美術館は海のすぐそばにあって、リゾートムード漂う雰囲気。鳴門は徳島とは雰囲気が違うのね。こちらの美術館は世界の名画の写真を撮り、それを陶板に焼き付けて、展示してある広大な場所である。

地下はシスティーナ礼拝堂や有名な教会の内部などが再現されており、探険の楽しみもある空間だ。とにかく展示作品が多く、全て見るのに2-3時間はかかるため、すっかり腰が痛くなってしまったけれど、年代、流派別に系統だって勉強できるすばらしい美術館であることは間違いない。油絵は絵の具の厚塗りの質感、マチエールが3D的効果を出すものだが、それを平坦に表現せざるをえないことで、なんだか見覚えはあるのだけど、違う絵みたい、という作品も中にはある。それでも、世界の美術館を訪ね歩いた懐かしさがこみあげてくる空間なのである。過去の記憶との対話。こんなとき、やっぱり私を理解できるのは自分だけだなぁと思うのだよね。寂しいけど事実。入場料は三千円と少々高めではあるが、美術愛好家の皆様にはお薦めよ!ミュージアムショップでは、小型陶板画を販売しているが、ジュンク堂書店の書棚に飾ってあるのが、まさにこの陶板画であると発見。フフフ。オタクはこのようなところに楽しみを見い出すのである。そして、この美術館には観客の顔を分析し、似ている絵の登場人物を答えてくれるロボットがいるのだが、私は「画家と娘」の画家と判定された。美女すぎて、似てない…。

ニセシスコ便り Part.2


実はもう帰国いたしました。現地で臨場感あふれる日記を書きたく思っておりましたが、あいにくシスコ−コロラド−大阪−NYの4地点同時クレーム会議を開催したり、プレゼンの練習をしているうちに、あっという間に時間が経過してしまいました。私のプレゼンは最終日だったのですが、前日ようやく原稿が完成し(おいおい!ですが)、いまいち練習が足りないなあと思いつつ、臨むことになりました。しかし、私が日々、日本で行っているプレゼンから学んでいることは、とにかく聴衆に興味を持たせるには、誰よりも一番自分が楽しそうに話すということです。日本から持参したシーフードパスタの食品サンプル(塩化ビニル製)などを小ネタに使い、巧みに日本の文化や日本人の気質についても紹介し、それなりに好評を得た次第です。上司もいろいろと補足説明をしてくれたおかげで、ほめ上手な文化圏の皆様から「Great Presentation!」とのコメントをいただきました。私の前にプレゼンを行った中国チームはめちゃくちゃ英語が堪能でしたが、とても真面目な内容だったため、それほどウケてはいませんでした。しかし、初日からライバル意識が高く、「あなたが日本代表でプレゼンする人?」とつかつかと近寄ってきて、挑戦状を渡されました。いつも彼らのチームにはピリピリと緊張が漂い、ちょっと見やっただけでも、ぴんと背筋が伸びるようでしたね。私の方も、上司からのスライドチェックはあったものの、基本のセリフは全部自分で考えなくてはならなかったため、前日はピリピリして、機嫌が悪かったりしましたが、終了後、シスコのダウンタウンに連れて行ってもらったおかげで、気分も体調も回復いたしました。外国人はバラエティに富んでいるので、今回、いろんな人間(ほとんど既婚男性。)のタイプを見させていただきましたが、私が好きなのは、落ち着いていて、控えめで、笑顔が素敵で、仕事に情熱を持って取り組んでいる人ですね。いつも鼻息が荒いわけではなく、やるときゃやるぜって感じの人。うーん、私が勝手にホーキング博士とあだ名をつけた、ガリ勉風な英国人青年になんだか軽く恋してしまったみたいです。(なんてね。チャラいですね。)
今回は英国文学のAudio Bookで勉強したので、英国アクセントの聞き取りもばっちりでしたが、韓国や中国なまりの英語が全くわかりませんでした。そして、やっぱり言いたいことがすらすらと英語で言えないことにもどかしさを感じました。今後の課題ですね。

シスコ便り Part.1

1日目のトレーニングを終了し、ホテルでFish'n'Chipsの夕食をすませたところのKYOKOです。いやぁ、もう眠いのなんのって。米国出張は時差が辛いですよね。午後の講義はテキストを床に落とす人が続出で、皆さんなんとか耐え忍んでいるんだなぁと、仲間意識が芽生えました。
私は用事が終わり次第、すぐに帰国の予定ですが、「フライトを遅らせて、観光しようよ〜」と韓国とブラジルの悪いお友達から誘惑されております。それにしても、みんな英語を話すのが超早いのです。Non-nativeなのにあれだけ話せるのは偉い!と感心。私の場合、DVDを1.3倍速で視聴するので、英語を聞くのはなんとかいけるのですが、とても同じスピードでは話せません。こうなったら、おっとりしているのはキャラだとごまかすしかないですね。(笑)

えーとそんなわけで、こちらでは観光はしておりませんので、出張にかこつけて日本全国を靴が壊れるまで歩き回った話をしましょう。まず、修復作業につき、あと5年間は天守閣まで登ることができないという噂の、世界遺産「姫路城」。

そういう事情もあったためか、3月末はとにかく見物客でごった返し、入城まで1時間以上かかった上に、城内での混雑ぶりに早くも2階辺りであきらめました。遠方からきれいな外形を眺めるだけでよいのではないかと思います。はるばる出かけましたが、姫路市は活気のある街という印象を受けましたね。
同じ頃に神戸は垂水区の「五色塚古墳」を見ました。兵庫県下最大というフレコミですが、本当に素敵な前方後円墳です。この近くのマンションに住んだら、古墳と明石大橋のすがすがしい景色に、毎日やる気にあふれる生活が送れるだろうとおもわず妄想したほどです。

左側が前方後円墳なのですが、右にも別の円墳があります。

そりゃあもう、きらめく海面にかかる橋が「明日に架ける橋」というイメージにぴったりで、この風景に出会った人は後から来る者に、にこやかな笑顔を向けてくれるのです。

方墳側から円墳を見たところ。It's so fantastic!!

逆に円墳側から方墳を見たら、こんな感じです。

まさに「古墳はロマン」ですね。感動をあなたに。日本各地の素敵古墳情報を募集中です。
ちなみに次回は徳島特集です。See you soon.