2009年は○○系男子が流行る!?

草食系男子、という言葉にもそろそろ手垢がついてきたような気がするこの頃です。そもそも「草食系男子の恋愛学」が出版されたのは去年の夏頃ですし。

草食系男子の恋愛学

草食系男子の恋愛学

本当にこの本に書いてあるとおりに振舞ってくれるのが「草食系男子」であるならば、大歓迎ですわ。しかし、巷にはこの定義を間違って解釈している方も大勢いらっしゃるようです。女性に興味はあるけれど、ガツガツと積極的に振舞えないのが草食系ですよね?あまり女性に興味はなく、別のモノに心血を注いでいる男性は別の系統に分類されるのだと思います。△△オタク系とか。
私としては、積極的でない言い訳として「僕は草食系なので。」と言われるのは興ざめで。そうおっしゃるからには、あなたは人間関係にいろいろと配慮のある方なのでしょうね、と行動を観察していると、気が利かないこと、この上なしだったりして。自称するなら、森岡先生の本ぐらい読んだほうがいいぞ、と思うわけです。(ちょっぴり辛辣ですかね?)
さて、先日大規模な読書会「リーラボ」に初めて出席いたしました。そこで、合い間に環境系新規ビジネス紹介のプレゼンがあったのですよ。
http://eyevio.jp/movie/248629
それによりますと、今年は「キコリ系男子」ひいてはecoコンが熱いそうです。そういや先日、学会展示であまりにもヒマだったので、近くのブースの方と四方山話をしていました。すると田舎在住の彼はログハウスに住み、週末はストーブ用の薪を切って作っているという話になりました。自然と共に生きるっていいよ!と力説されたのですが、都会で美術鑑賞やら映画鑑賞に精を出している私としては、現在のところはそういう生活は選べないなぁと思いました。やはり時々上記のような企画に参加する程度が関の山でしょう。
知人のブログを読むと、「俺は昆虫系」という言葉を見つけ、なにそれ?とちょっと調べてみることに。
http://news.livedoor.com/article/detail/4016471/
どうも自分から動いているけど、見た目がやばいので女子から相手にされない、というのが定義らしい。見た目ねぇ…。親から授かった造作が問題なんじゃないような気がする。だって、うちの会社のイケメンって全然社内でモテてないし。清潔感とかオシャレに関しての努力が見えるかどうか、かつ人間性じゃないかしら?案外女子は中身重視ですよ。文頭の本に書かれているとおり。


☆読書
先月のBooknaviでinaさんが紹介するのを目にして以来、あちこちで高い評判を耳にする、「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」。

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)

いやぁ、ここに出てくる船員さんたち、皆さん素敵ですね。海の男が短気で荒くれ者だなんて大間違い。特に懐の広い船長。こういう方に上司になっていただきたいものです。

新しいことを始めようとしたら、絶対に失敗は避けられん。『失敗がない』というのは、長い目で見たときには一番の失敗になるんど。

リスクマネージメントは大事だけど、ビジネスを発展させようと思ったら、どこかで思い切った判断は必要ですぞ。という訳で特に会社の偉い人たちに読んでいただきたい本です。


☆泣く男
ある公爵夫人の生涯」を見に行きました。キーラ・ナイトレイの美しさにも貫禄が出てきたなぁと感心してしまいました。あらすじとしては、せっかく財産家の公爵と結婚をしたものの、男児を生むための道具としてしか接してくれない、度重なる浮気…と気の毒なシーンのオンパレード。館内ではすすり泣きが聞こえ始めました。昔の恋人との愛情あふれる場面もあるんですけどね。しかし、あまりにもずっと泣いている人がいるので、1. 現在の不幸な結婚生活を彷彿とさせる 2. 幼い頃の両親の不仲を思い出した、のどっちかだろうな、と予測していたわけです。それでも毅然と生きるキーラに感銘を受け、見応えのある映画だったなぁと明るい廊下に出ていたところ、後ろで鼻をすする音が。どんな人が泣いているのか、見てみようと振り返ると・・・結構いい歳のおっさんでした。キーラの大ファンなのかぁ?どこに共感して泣いているのか教えてくれぇ。映画館では、私が「こういうところで泣ける女性はかわいいよな。」と思って見ると、たいてい男性がしくしく泣いている姿に出くわすので、複雑な気持ちになります。
涙はもっと大事なときに取っておいて。