太宰府天満宮と昔の記憶

福岡出張が急に決まり、少し早めに現地に入って、九州名物でもいただきながら、ゆっくりプレゼンの準備でもするか、と水曜にお会いした名門H社の九州ゆかりの方々にお薦めスポットをお聞きしたものの、ラーメンや魚がおいしいですよ…と漠然とした回答しかいただかなかったことを思い出し、どう過ごそうかと自分で考えました。
そこで、出かけたのがここ↓。

そう、太宰府天満宮です。随分昔に友人と北九州を半周する旅に出て、早朝参拝した思い出の場所。焼きたての梅ヶ枝餅がおいしかったんだよねぇと徐々に記憶をたどりながら、参道に出たものの、全く私の脳にはこの風景は刻み込まれていなかったようです。

初めてに近い気分で、賑わう店並を通り抜け、境内へ。このご神牛のところでは、友人がおどけてポーズを取っていた気がするなぁ。有名な菅公の「東風吹かば…」の句碑も立っていて、そうそう梅の花は咲いているのかいな?と見渡すだに、枝には蕾ばかり。東京の方が早いみたいですね。

今年は資格試験を受けるので、きちんと絵馬にお願いを書いて納めてまいりました。満足してもと来た道を戻りながら、境内を振り返り、私の人生で再びここに来ることはあるのかな?と見納めのつもりでしばらく眺め、しんみりした気持ちになりました。

その後はちゃんと仕事をして、空港で黒マー油ラーメンを食べ、東京に戻りました。