人のフリ見て…決断を下せ!


先日朝のTV番組で、お台場にてWater Illuminationという期間限定のイベントが開催されているとの情報を仕入れ、まるで地球が海から出てくるような映像に心惹かれて行ってまいりました。


出かける前に、友人にメールを入れたところ、「クリスマスも終わったのにイルミネーション見物だなんて、優雅だなぁ。私なんて、大掃除に年賀状に追われているよ。」とのお返事。いえいえ、私も決して優雅な身の上なのではありません。大掃除よりも重大な問題に直面しているというのに、ふらふらしているのは単なる「逃げ」なのでしょう。


年の瀬ではありますが、出張に行った折、普段はあまり一緒にお食事をしたことのない人と同席することになりました。カジュアルフレンチバイキングのランチと洒落こんで、最初は「これがおいしいから、食べてみたら。」と3人でお互いに料理の感想を言い合っていたのです。そろそろデザートという頃、ネット婚活中のアラフィフのお兄様が突然、「女の人の言うことが本当かどうかって、どうやって見分けたらいいんだろう?」などと言い出しました。

私:(もう。まだ昼間なのになんて面白いことを言い出すのでしょう、この人ったら!)ある程度お金を出して、証明書などを提出させるような大手のサービスを利用したらいいんじゃないでしょうか?あとは、直接会って自分の目で信用できるかどうかを確かめたらどうでしょう?
某氏:あきらかにサクラじゃないかっていう女性会員がいるんですよね。対象年齢が25-75歳までとか。これってお金目当てってことかな?女の人が重視するのって年収??それとも容姿?
私:そりゃ、人それぞれだと思いますよ。専業主婦願望のある人は年収を重視するだろうし。

なんだか女性の見方が一元的だな…と違和感を覚えつつ、話を聞いていると、遠方の女性と会ってみたけど、しばらくメールを出さなかったら、「私のことは気に入らなかったってことですね。」というメッセージがきたと。
私:ちょっと〜、断るにしても礼儀っていうものがあるんじゃないですか?その人のこと、本当に気に入らなかったんですか?
某氏:う〜ん、やっぱり距離が遠かったというか…。僕は、フラレるのは全然構わないんですよ。それはあちらが決めたことですからね。でも…、自分では結論が出せない。出したくない。」
勇気を持って決断する姿に女性は感銘を受けるというのに。あんたのところに嫁は来ん。


と、潔さの片鱗もない先輩男性に失望してはみたけれど、自分にもそんな部分がないかな?とあらためて振り返ってみた次第。人生における数々の選択の場面で、自分の希望に忠実な道を歩んできたかどうか。はっきりと決断せずに、問題を先送りにしていないか。なんとなくdefaultで選んだことに関しては、覚悟が足りない。でも、もうこれ以上の猶予は許されず、どこかで腹を括らなくてはならない。大掃除どころではない、年末年始になりそう。